2020.10.20
イベント
こんにちは! 豊後大野カンケイ協会のケンです。
10月21日(水)〜11月1日(日)まで、大分県立美術館OPAMで開かれるおおいた障がい者アート展vol.2「あやなす ひかり」が開催されます。豊後大野市からは、朝地町出身の作家・真澄アキヒロさんをはじめ、社会福祉法人萌葱の郷が主宰するアート団体「アトリエMOE」や緒方町でさをり織りに取り組む佐藤洋子さんの作品などが展示されます。
2回目となるおおいた障がい者アート展の今回のテーマは、「あやなす ひかり」。うつくしくも、きれいでさまざまなひかりたちを「奇(あや)」、「彩(あや)」、「絢(あや)」と会場を3つのテーマに分けて、絵画や陶芸、織りなどの作品を約200点以上展示します。
「奇(あや)」は、”ふしぎな、とくにすぐれたもの”として、既存のジャンルに収まらない、多様な価値を持つ、感性に訴えかける作品を取り上げるエリアです。
「彩(あや)」は、”美しい色取り、取り合わせた色模様、つや”として、現在、アーティストとして活動する中途障がい者による立体作品や絵画などを紹介するエリアです。
「絢(あや)」は、”色糸をめぐらしてとりまいた模様。模様があって美しいさま”として、自分の感じるままに糸を織る「さをり織り」に取り組む福祉施設や個人の作品を一堂に集めたエリアです。
上記展示のほかにも、作家たちが制作する様子を映像で紹介します。
豊後大野市の生活介護施設「なごみ工房」や「めぶき園」、「どんこの里 いぬかい」らの作家が所属する「アトリエMOE」は、社会福祉法人萌葱の郷が主宰するアート団体で2016年にも大分県立美術館OPAMで展示会を行い、2020年には大分市立美術館でもグループ展に参加するなど、幅広く活動をしています。
今回はじめて障がい者アート展に参加する豊後大野市朝地町出身の真澄アキヒロさんは、ペイントマーカーを使って仏像や御神楽などの日本の神仏画やアスリートなどの人物画を描く作家で、福岡や豊後大野でアート展を開くなど精力的に活動をしています。
真澄アキヒロさんは今回のアート展に参加するにあたり、「展覧会タイトルのように、自分を含め多くの作家さんに「ひかり」を当てた展覧会になるのだろうと思います。自分の作品はもちろんですが、障害を抱えても表現をし続けている作家さんお一人お一人の思いを作品を実際に見て感じてほしいです。」と意気込みを語ってくれました。
また、緒方町でさをり織りに取り組む佐藤洋子さんの作品も展示します。会期中には、佐藤さんの公開制作も予定しております。
アート展では、10月21日(水)の初日をはじめ、24日(土)、25日(日)、31日(土)の計4日間、いずれも14:00から約45分間ほどギャラリートークも開催する予定です。先着は10名。申し込みは、当日13:30より会場入口にて受付します。
おおいた障がい者アート展vol.2「あやなす ひかり」は、10月21日(水)〜11月1日(日)大分県立美術館OPAMにて開催されます。
開催概要
タイトル | おおいた障がい者アート展vol.2「あやなす ひかり」 |
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日時 | 2020年10月21日(水)〜11月1日(日) |
場所 | 大分県立美術館OPAM |
料金 | 入場無料(駐車場は有料) |
問い合わせ先 | おおいた障がい者芸術文化支援センター TEL:097-533-4505(平日9:00〜17:00) |
主催 |
おおいた障がい者芸術文化支援センター【(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団】 |
備考 | この展示会は、大分県立美術館による新型コロナウイルスの感染予防及び、拡散防止対策を講じたうえで実施いたします |
文=髙橋ケン